街頭インタビューを受けた事がありますか?
もし街頭インタビューを受けたとしたら質問に対して自分の意見をや感想をきちんと淀みなく答える事ができますか?
突然インタビュアーにマイクを向けられても淀みなく答えられるように普段からやっておきたい習慣を提案します。
街頭インタビューで意見を求められたら、間髪入れずに答えられる準備とは?
駅前や観光地で、突然インタビューを受けた時、あなたはどう答える!
いきなり街角でマイクを向けられて意見を求められるような場面に遭遇したなら、恐らく、しどろもどろになって、
「は〜、あんまり深く考えた事なかったんですけど…。どうなんでしょう?」
とかなんとか言って、直ちに不採用決定!となってしまう人が大半だと思います。
巷に流れるニュースや情報って、意外と「ヘェ〜そうなんだ。」と頭の中を通り過ぎて行くだけのことって多いものです。
自分が興味のない事柄ならなおさら。
しかし、あなたが一端の社会人として、中にはマスコミ関係の仕事につくこと標榜しているのなら、
「あなたは、この件について、どういう考えをお持ちですか?」 の問いに対して、淀みなく解答出来るように普段から訓練しておきたいものです。
それでは、突然のインタビューに淀みなく答えられるコツを考えてみましょう。
とりあえず、物事には白黒をつけてみる。
あるニュースを聞いて、「ヘェ〜、なんか凄いね。」と感心するだけでなく、正しいか正しくないかは別にして、これは◯、これは×と答えを出す習慣をつける。
耳に入ってくる情報を自分の価値観でより分ける癖をつけておくと、突然の質問にも、
良い、
悪い、
好きだ、
嫌いだ、
くらいの反応は最低でもできるようになるでしょう。
これだけでは、まだ質問に答える力を上げる事は出来ません。
ニュースなど見聞きした事象に対して、「これは、なんだかやだな〜」とか「ヘェ〜、面白いね」などの漠然とした感覚を具体的に分析していく必要があります。
ある出来事に対して、
- これまでの経緯。
- 自分にとって有益か、無益か。
- 日本にとって有益か、無益か。
- 世界全体にとって有益か、無益か。
- この件で、得するのは誰か、損するのは誰か。
- 犯罪性はあるか、ないか。
- 違法か、合法か。
- 道徳的に善か、悪か。
- 自分にも出来るか、出来ないか。
- 大多数の意見が逆かもしれない。
などの項目を決め、ひとつひとつ答えてみましょう。
こうやって、インタビューに答えるコツを並べてみると、
- 主観的、情緒的な見方
- 客観的、抽象的な見方
を上手く対比させながらコメントしていくと、インタビュアーも「おお!ナイスコメント!」と唸るでしょう。
それぞれの答えを上手くつなぎ合わせれば、もっともらしい、「この人よく考えているなぁ」的な回答に聞こえてきます。
普段、時間を持て余した時などに、目の前の物事を、上記の問いに当てはめて分析、回答してみると、上手く質問に答える練習になるでしょう。
なんとなくコツが掴めてきます。
この項目は、ブログなどの文章を書く際にも役に立ちます。
普段の雑談の中でコメント力を養っておく
わたしは全然できていませんが、普段、周りにいる人たちと雑談するときも、上に挙げたような観点から話題を分析して、自分の言葉に変えてアウトプットする癖をつけておくようにします。
雑談は話す相手によって、面白くしたり、真面目な会話にしたりとシュチュエーションが変わりますので、いろんなタイプのインタビューに答える練習にもなります。
コメント能力を上げ過ぎるとストレスが溜まるので注意が必要
普段の出来事に、毎度毎度、白黒を付けたり、自分の好き嫌いの感情を重ね合わせていると、確かにコメント力(インタビューに咄嗟に答える能力)は上がるでしょう。
しかし、そんなことをプロのコメンテーターでもない人間がやり過ぎると、精神的にストレスが溜まってしまいますよね。
主観的な好き嫌いの感情と、世の中が思っている正解は一致するとは限りませんから。
そこを達観できないと疲れてしまいますよね。
人には、考えないぼーっとした時間も必要です。
これを「デフォルトモードネットワーク」と呼びます。
ぼーっとして、考えない時間に、無意識に脳が情報の整理をしてくれているということなのだそうです。
だから、
時には、コメント能力を上げるトレーニングも必要ですが、
考えない練習(例えば瞑想のようなもの)も、逆に必要と言えます。
※このぼーっとした時間に、脳は休息しているわけではなく、エネルギーを使っているのだそうです。
新聞やテレビのニュースに敢えて逆らってみると思わぬ発見がある
新聞やテレビのニュースでも、ひとつの事象に対して、様々な論評がされています。
それぞれの新聞によって、まるで反対の論調が載っていたりします。
そんな事に気付かされたのは、恥ずかしながら、私はここ数年の事なのですが…。
そして、自分の思想感は置いておき、敢えて新聞やニュースの論評に突っ込みを入れてみる。
すると、ある種の思想誘導が新聞やテレビのニュースの中にもある事に気付きます。
街頭インタビューにも、いわゆる「仕込み」「やらせ」があるなんて、インターネットがなかったら、今でも気づかなかったと思います。
あるニュース番組でインタビューを受けていた一般人が、他の番組でもインタビューを受けていたり…。
そこまで見通せたら凄いですよね。プロのコメンテーターも真っ青です。
あなたのインタビューへの返答がズバズバ痛いところを突き過ぎて、逆に不採用! てな事が起きるかも知れません。
そんな事が起こるように少しずつトレーニングしましょうか!
もしも、テレビに出演したら
あなたは、自分が有名になってテレビのトーク番組に出たりするということを夢見たことはありませんか?
わたしは中学生の頃、そんなことばかり考えていました。
たとえば『徹子の部屋』。