ヌンチャク打法を高校野球で披露した君へ送る手紙

2015年夏の高校野球、埼玉県大会で、代打出場した選手が見せた、ヌンチャク打法パフォーマンスが賛否の話題になったの覚えていますか？

夏の全国高校野球・埼玉大会で県立滑川総合高校の代打、馬場優治選手（3年）が見せたバット回しパフォーマンスが、賛否両論の議論を巻き起こしている。「真面目にやれ」といった批判は多く、県高校野球連盟（高野連）はモラルやマナーに反するといった理由で同校を注意するという報道も出ている。一方で、「魅せる」「楽しい時間をありがとう」と評価する向きもある。パフォーマンスは審判に注意されておらず、専門家はこれを理由に「強ち悪いとは言えない」と指摘する。　J-CASTニュース

このニュースを見て、いろいろな意見はあると思いますが、私は、このヌンチャク打法パフォーマンス見せてくれた「ヌンチャク君」への手紙を書いてみました。

ヌンチャク打法の君よ頑張れ‼︎

ヌンチャク球児よ、君の願いは叶えられた。

野球は楽しい。

君は楽しい野球を体現して見せた。

レギュラーでなくても、レギュラー以上の注目を集める事に成功したのだ。

それも、誰も不幸にする事なくそれをやってのけた。

ヌンチャク君。僕は君をリスペクトする。

君が普段どんなキャラの人なのかは知らない。

おちゃらけた人なのか、それとも綿密な計画のもとにアレを実行したのか、それとも監督の指示なのか。

監督は君のパフォーマンス？を止めなかった。

それは、普段の君を知っているからだろう。

君は本当はレギュラーになりたかったハズだ。しかし別のやり方で野球を満喫した。

今は高校でもダンスの授業があるのそうだが、君はダンスが得意なのか？

君は大人達にも何かを教えてくれた。

良いもの、面白いもの、楽しい事は、一瞬にして世界に広げることができるんだ。

君は、君の高校の注目度を一気に上げた。

もしかしたら「僕もあの高校で野球がやりたい」という中学生が増えたかもしれない。

ヌンチャク君、来年はキャプテンを勤めたらどうだ。

大人達の中には、君のパフォーマンスについて、あれこれと否定的なことをいう輩もいるだろう。

しかし、君は、そのような奴らを不幸にしたワケでもなんでもないのだ。

張本さんは君に『喝』を送るかもしれない。

しかし、おじさん達は知っている。

張本選手が現役時代バッターボックスで爪先をトントンとやる姿はまるでダンスのようだったことを。

君は、メジャーリーガーまで幸福な気持ちにさせたのだ。

君に出来たことが、出来なかった大人の戯言だと思えばいい。

ミュージシャンの桑田佳祐や久保田利伸がバリバリの野球小僧だったのを君はしっているか？

私は君に、将来、様々な分野での可能性を見たような気がした。

ミュージシャン、ダンサー、芸人、店頭販売員、営業マンだっていいセンいきそうだ。

君のその目立っていきましょう精神を将来、存分に発揮して下さい。

それが、自分のためだけでなく、誰かの為、日本の為、いや世界の為になることを祈っています。

デッカいことでなくてもいい。ふと、無意識にひとを幸せな気持ちにさせるだけでもいい。

君にはそんな才能があるような気がする。

ちなみに私は川上哲治ではありません。君に番場蛮を重ね合わせたわけでも…。

余計なおせっかいだが、アメリカの放送局から取材が来た時の事も考えて準備しておいたほうがいいぞ。

ヌンチャク君。頑張ってな。応援してるぞ。

※このヌンチャク打法高校球児は3年生だったということです。

昔は、台湾の高校も甲子園に来ていた

昔は、台湾の高校も甲子園に出場していました。

ヌンチャク君と同じように甲子園を目指していたのです。

そんな映画を見た感想記事です。

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