インクラインベンチを買いました。
あまり調べもせずに。
どれもみな、たいした違いはないだろうと。
買って、じゅうぶん私は満足しています。
安かったし。
ガリガリ ですし、初心者ですし。
しかし、後々、他の製品の機能などを見ると、それぞれ随分と機能やシステムが違うことが分かりました。
そこで、私の体験も含めて、インクラインベンチを選ぶ時の注意点を書いてみたいと思います。
私、ガリガリの初心者です。
この記事はジムにも行ったことがないような筋トレ初心者向けの記事です。
本当は、実物を見て買ったほうがいいと思うが
インクラインベンチって店頭で購入できるのでしょうか?
そもそも、どこで売っているのでしょうか?
運動具店?
ジム?
筋トレ専門ショップってあるのか?
実物を見て、機能を確かめてから買うのがいちばんですが、
不可能に近いですよね。
ネット通販しかないっしょ?やっぱり。
私もネットで買いました。
そして、ちょっと失敗しました。
それは以下の点。
インクラインベンチを買う時に機能をよくチェックしよう
インクラインベンチは結局、ネットで買うことになると思います。
実物をじかに見ることができない不安を消すには、
Amazon、ヤフーショッピング、楽天などの、評価コメントをよく読む
通販サイト(Amazon、ヤフーショッピング、楽天など)の評価コメントをよく読みましょう。
ステマの良コメントも見受けられますが、辛口評価コメントは、本物のコメントだと思います。
機能的に、明らかに使いずらかったりというポイントは必ず複数のマイナスコメントがあります。
販売店のアフターケアの手厚さなどもコメントから分かります。
不良の部品が、直ぐに送られてきたなど。
私、これらの評価コメントを重要視せず、やや後悔しています。
よく読めば良かったと…。
買って、組み立て、使って見て、
そこで、やっと、さらっと浅く読んでいた評価コメントのマイナス部分が頭に蘇ってきました。
そんな体験からマイナス評価コメントをよく読むことをオススメします。
著名な筋トレYouTuberのインクラインベンチのレビュー動画を参考にする
再生数の多い筋トレ系YouTuberさんは、筋トレ機具の紹介動画も作っています。
サラマッチョさんとか… サラマッチョさんとか…。
顔出しで、商品を紹介しているのだから、信頼性は高いです。
インクラインベンチを選ぶ時のチェックポイント。
インクラインベンチを選ぶ時は、いくつかのチェックポイントがあります。
人によって拘るポイントは違うと思いますが、だいたい以下の通りです。
- 仕舞ったり取り出したりするか?
- 重量
- 床に、どう置くか
- 値段
- シートの高さ
- インクラインの角度のバリエーションと調節し易さ
私は全然調べず、ちょっと失敗しました。
ど素人なので、気がつきませんでした。
インクラインベンチを、一回一回仕舞ったり取り出したりするか?
狭い部屋に住んでいる人には、インクラインベンチを置きっぱなしに出来ない人もいます。
意外と、ベンチの足が、ガバッと広くてスペースをとるタイプのものもあります。
一人暮らしなら置きっぱなしでも、そこにご飯を置いて食べてもいいでしょうが、
そんなことは出来ない人もいます。
筋トレしていることを秘密にしているなら、恋人や友達が家に来た時、折りたたんで仕舞っておきたいものです。
なので、収納性も拘るポイントのひとつです。
インクラインベンチの重量。
すなわち、骨組み部分が、いかに丈夫に作られているか。ということだと思います。
重量が軽めだと金属が薄めのモノを使っているということで、
自分の体重も含めて、高重量のダンベルやバーベルを使うと、壊れてしまうんじゃないかと思えるモノもあります。
(私が購入したのがまさにこれ。でも私はガリガリなのでセーフ)
インクラインベンチを床に、どう置くかを考えておく
あなたの部屋のゆかは、フローリングですか?
インクラインベンチを置く時に、床がどうなるかも考えておくべきでしょう。
フローリングが傷つかないような工夫も必要です。
最初から床が傷つかないような設計のものなら安心ですね。
(私は、インクラインベンチを布団の上にセットして筋トレしてます。少し揺れますが。)
ズバリ、値段の問題
やはり、お高い商品はやっぱり、機能的にも優れたモノが多いです。
いままで、ジムに通っていて、コロナやらなんやらで、ジムにいけなくなったという人は、多いと思います。
そんな、良い機具を体験してしまった人は、安いインクラインベンチを買うと後悔すると思います。
私のように、ジムには行ったこともなく、ガリガリ の筋トレ初心者なら、激安商品でもいいと思います。
(私は、良く調べて買えば良かったと後悔していますが、とりあえず買った激安ベンチに満足してます。)
台座の高さにも注目
私が購入したインクラインベンチは、台座の高さが、55cmあります。
私は身長183cmなのですが、座高があるのか、短足なのか、
膝から下の長さが、台座の高さよりギリギリ短いので、ももで深く座ると僅かに踵が浮きます。
これ、高すぎじゃね?
小柄な人は、ベンチプレスで床に足がつきません。
高価なインクラインベンチでは、こんなことはないのでしょうが、ここは見極めポイントのひとつです。
インクラインの角度のバリエーションと調節し易さ
シートの角度のバリエーションもチェックポイントです。
細かく角度を変えられる商品もあれば、数パターンしかないのもあります。
角度調節のシステムも様々
ジムのインクラインベンチのように、簡単にシートを上げて、カチャカチャと角度を調節できるベンチもあれば、
シートの角度を変えるために、一度、ピンを抜いて、別の穴に差し替えなければえいけない(めんどくさい)機構のモノもあります。
でも、どれがいいとか悪いとか今の私には判断つきません。
私はピンを抜き差しするタイプを買ってしまいました。
私の買ったインクラインベンチの感想
コロナ助成金の10万円のおかげで、インクラインベンチでも買おうという、心の余裕ができたわけです。
でも、買ったのはインクラインベンチの中でも「激安」の価格帯の商品です。
JX FITNESの、箱に書いてある品名は、
マルチワークアウトベンチ
JX-503BA
というらしい。
Amazonの商品ページには
折り畳み多機能トレーニングベンチ
フラットベンチ
インクラインベンチ
デクラインベンチ
ダンベル シットアップベンチ
としか書いていない。
Amazonの通常価格では8,495円だそうだが、
私が購入した時期はこの商品は「プライス商品」で6,821円でした。
安さに負けたのです。
それと、ほかのベンチにはない、チューブがくっ付いてるのに騙されました。
以下にも初心者らしいでしょ。(笑)
これに釣られちゃったんです。
そして、角度のバリエーション。
これはバリエーションが豊富と言えるのか?
どうです?ベテランの方。
角度調節はピンの抜き差しで
シートの角度を調節するにはピンを抜いて別の穴に差し替えます。
これがけっこうめんどくさい。
一度、本体を横に寝かせてからピンを差し替えるのが早いです。
ここです。買う時に注意するポイントです。もっと楽に調節できる商品はあります。
でも、慣れればどうってことないです。(フォロー)
座面が高い
小柄な人は、足がつかないと思います。
私は身長183cmですが、足が少し浮きます。
ダンベルプレスをする時は、無意識に、腹筋するためのバーに足を乗せています。
インクラインにすると、前に倒れそうに、後ろにも尻もち!
この、
『マルチワークアウトベンチJX-503BA、』
この角度にすると、支え脚の角度が狭くなります。
なぜか、この角度だと、尻を乗せる部分がわずかに水平じゃない。↓
少し下がってる。
なんで?
これで、両手にダンベルを持って、シートに胸をつける向きで座ったら、
後ろ側に転げ落ちました。!?
そんでもって、
同じように、シートに胸をつけて、両手にダンベルを持って、カエルじょうたいの両ハンドローイングをしようとしたら、
重量が前に行きすぎて、インクラインベンチごと前にも倒れました。でんぐり返ししそうでした。
部屋が狭くて、壁に頭と肩をついて難を逃れましたが、
両手に持ったダンベルのせいで、重心がベンチの足より前方に来すぎたのが原因です。
ひとつ間違えば大怪我でした。
インクラインベンチを選ぶ時は、こんなところにも注目しましょう。
チューブセットが付いているところに惹かれた。
このインクラインベンチ、他の製品と違うところは、
チューブトレーニングセットが付いているところです。
たぶん、中級者以上の人は、これに、そそられないでしょう。
でも、初心者の私は、このチューブトレーニングセットが付いているという「アピールポイント」に釣られてしまいました。
実際、このチューブトレーニングセットを使って見ると、
やわらかすぎて、ゆるいです。
筋肉に効くまで、数十回繰り返さないといけなくなります。
私は、結びこぶを作って短くして使っています。
ハッキリいって、無くても良かった。
でも、たまに使うと楽しいです。
とはいうものの、かねがね満足です。
自分が買ったインクラインベンチのマイナス面ばかりあげつらいましたが、
最終的には、気に入って使っています。
ガリガリ 初心者には十分答えてくれるインクラインベンチです。
いちいちピンを抜き差しするの面倒ですが…。
そんな時間も楽しいものです。
なにより、安かったので文句は言えません。
今では、この使いにくさに愛着が湧いています。
ここで、私があげた機能的な不満。
それが、インクラインベンチを選ぶ時のチェックポイントです。
お役に立てたら嬉しいです。