睡眠中の夢の中に、リアルタイムで流していた音楽や、点けっ放しのテレビの番組の音声が入り込んできて、夢の中の場面の一部として、ちゃっかりおさまっていたという体験をしたことありませんか?
私は、つい先日久しぶりにそのような体験をしました。
それも、大事な潜在意識の書き換えを実践している真っ最中に…。
アファメーション音声を二度寝の前に流して眠ってみると
2018年4月22明け方、私は夢とアファメーション音声が交錯するという経験をしました。
午前4時頃目が覚めてしまったので、5時半まで2度寝しようと思いました。
目覚めの前後の時間は、潜在意識が表面上に近づくらしいので、潜在意識を書き換えるのに適した時間です。
私は、この2度寝の時間に、寝るときにいつも耳元で流しているアファメーション音声をスマホから流して、もう一度眠ることにしました。
2度寝の眠りは浅かったのだろうと思いますが、この2度寝の最中に夢を見たのです。
どんな内容かというと、
最近、私はアファメーションにハマっているのですが、自分で自分用のアファメーション音声を作って通勤時間などにイヤホンで聴いたりしています。
それが関係していたのだと思います。
夢の中では、
という夢でした。
夢の中で私は、必死にアファメーション音声を止めるボタンを探しているのですが、見つからずに鳴っているのです。
(実際は枕もとで本当にスマホから音声が流れています。)
作ったアファメーション音声というのが、数少ない過去にモテた経験から、「自分はモテる!」という意識を、潜在意識に書き込むための音声だったのです。www
その自作のアファメーション音声には、学生の頃の女子の名前が出てくるので、私は夢の中で、その女子が、そこにいた友人が面識のある人物かを一瞬にして確認しました。(汗)
そして、友人が知らない女子だったので、もう音声を止めるのを諦めて、流しっぱなしにしました。(夢の中ですよ。)
開き直りです。
その間も友人はテーブルにひれ伏して笑っています。
その後の記憶は曖昧で、5時半ぐらいに目が覚めました。
私の潜在意識の中にある不安や恐怖感が私の見たこの夢から分かるかもしれません。
潜在意識に書き込みをしようとしたのに逆に潜在意識が見えたのか?
上で書いたとおり、二度寝する時に枕元で流した自作のアファメーション音声の内容は、
「俺はモテるんだ!」というアファメーション音声です。(汗)
みなさん、すでに知っていると思いますが、改めて「アファメーション」を説明します。
大まかにいうと、自分の願望を叶えるために、「私は~した!」と、達成した形のフレーズや、叶った時の気持ち良さ、嬉しさなのフレーズなどを何度も唱え、潜在意識(無意識)の領域に染み込むまで続けるという、自己啓発の技です。
潜在意識が先に願望を達成したと思い込み、現実が後から追いつくように脳を活性化して実際に行動を起こさせ、本当に夢を叶える。
という方法です。
私の作ったアファメーション音源はこれとはちょっと違っていて、
あの時、嬉しかったなぁ。
俺は今もあの頃とちっとも変わっていないんだ!
俺はモテるんだ!
なにバカなことやってんだ。なんてあなたは思ったかもしれません。
そんなあなたは、バカにしないでアファメーションについて、ちょっと詳しく調べてみて下さい。
アファメーションは、私には効果がありました。
もし、あなたがネガティヴな物事に目が行きがちだったら、アファメーションは効果があるかもしれません。
私は、願望を叶えるアファメーションはまだ途中の段階ですが、ネガティヴ思考を変えるためのアファメーションでは効果を感じています。
それはそうと、自分がモテたいために作ったアファメーション音源が、自分の夢とクロスオーバーしたというのは事実です。
苫米地英人博士によれば、
夢は記憶を引き出して作られている。
らしいのです。
確かに昔の友人が夢に登場したので、記憶で夢が作られたのは間違いなさそうです。もう何年も会っていませんから。
そしてここが重要なんですが、過去の記憶から引っ張り出され登場した友人が、私の枕元のスマホから流れてる音声を聞いて爆笑しているという事実(夢だから事実ちゃいますね)。
またまた苫米地博士のお話を引用しますが、
夢を見ている時は記憶を整理している最中。
なのだとか。
てことはですよね。
私の「モテるんだアファメーション」の音声は、記憶の整理中に、そこに割り込んで行ったと考えられませんか?
アファメーションを流して寝たから、その友人が夢に出てきたのか、その逆なのかは分かりませんが、確実に後から記憶に介入したはずです。
まったく自覚はありませんが…。
しかし、潜在意識に介入したのだとすれば、自覚がないのは当たり前です。
しばらく経って、無意識に自分の行動が変わってきたと感じたなら、それは潜在意識が書き換わったということになります。
それが良いほうに出れば、
無意識に、女子に好かれた頃のように振る舞い始めてるかもしれません。
悪いほうに出れば、仲間のいる所ではスマホをヘッドホンで聴くのが怖くなるとか…。(これはなさそうですが)
私の潜在意識再確認
この夢を診断すれば、
- モテたいアファメーションをしているのがバレて超恥ずかしい。
- モテたいことがバレて超恥ずかしい。
- その友人はけっこう幸せそうな人生に見える。
これは友人が大笑いしているところからの推測です。
やはり私は、幼い頃に「恥」についてかなり強く学習してしまっているのが分かります。
しかし私は、夢の途中で開き直りました。聴くなら聴け!と。
たぶん、アファメーションの効果を実感していたからだと思います。
良いほうに潜在意識が書き換わっていることを期待しています。
夢に現実が介入することはあります
夢を憶えていられるのは、半分意識が残っている、レム睡眠の状態だからです。
憶えている夢をレム睡眠時に見ているわけですが、今回のように夢の最中に現在が介入したことは過去にもあります。
あなたにもたぶんあるでしょう。
それは、テレビを点けたまま眠った時です。
私は夢の中に、「朝まで生テレビ」が介入してきました。
夢は覚えていないのですが、夢の中で「朝生」の出演者の発言に反論していたような記憶があります。
「夢」が記憶の整理のための現象なら、割り込んできた「朝生」に記憶を書き換えられた?可能性もなくはありません。(反論したので大丈夫だとは思いますが)
意外に、テレビを点けて寝るのは、意識を操作されてしまう危険性があるかもしれませんから気をつけなければなりません。
と、考え過ぎなことを考えてしまいましたが、
アファメーションで潜在意識を良い方向に書き換えられたなら素晴らしいことです。
また、このレム睡眠時に、眼球が動くことを逆手にとって、平常時に眼球を動かしながら過去のトラウマを和らげるなどの治療方法も利用されています。
アファメーションと夢をクロスオーバーさせて、夢を叶える。
可能かもしれません。
マーフィーの本
私は25年くらい前に、ジョセフ・マーフィーの「眠りながら巨万の富を得る方法」とかいう本を買って読んだことがあったのですが、その時は「そんなことあるわけないじゃないか!」と思って嘘くさすぎて信じられませんでした。
しかし最近は、脳の研究が進歩を遂げ、「思い込む」という行為で脳のどの部分が活発に働くか。
または筋肉が鍛えれば大きくなるように、脳も、考え方を変えたり瞑想したりすることで変化(脳の可塑性)することが分かっています。
アファメーションもそのひとつです。
苫米地英人博士あたりの本や動画をいくつか読んだり聴いたりした後で、まだそれほど脳科学が解明されていなかったであろう時代のマーフィーの本や動画に触れると、通ずるものがあって驚かされます。
当時読んだ時にはスピリチャル過ぎて怪しいなあと感じたことが、今では科学的に証明されている部分もあるわけで、マーフィーは体験からそれを導き出したとは驚かされます。
私はアファメーションは続けていこうと思っています。
フレーズの作り方をきちんと学ぶ必要がありそうですが。
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