和式トイレにはメリットがあります。
巷で姿が減ってきている和式トイレですが、実は和式トイレのほうが好きな、隠れ和式トイレ派は多いと思います。
そこで、和式トイレのメリットを、改めて見直してみようと思います。
和式トイレにはメリットが多い
私も和式トイレがお好みですが、シャワートイレの清潔感に負けて洋式を使ってしまいます。
現時点で、お家を建てるとして、和式の便器をお家のトイレに取り付けることは、ほぼないと思われます。
しかし、和式トイレには洋式トイレなはないメリットがあります。
和式トイレがあなたの命を救ってくれるかもしれない
和式トイレは、用をたした後に、自分の便を確認することができます。
便を確認することで、自分の健康チェックができるのです。
洋式トイレでも、タイプによっては自分の便を確認できるものもありますが、便が底の方まで沈んで良く見えないものもあります。
センサー付きの洋式トイレでは、便の状態をチェックしようとしても、立ち上がった瞬間に、センサーが働いてすぐに流れてしまいます。
健康チェックできる洋式トイレは、便器にある程度、水が溜まっていて、用をたした後に振り返り、自分でレバーを回して水を流すタイプが理想です。
そして、和式トイレですが、そんなこと心配しなくても、じっくりと自分の便の状態をチェックできます。
便についた血を見つけたらすぐ病院へ
私は便のチェックで命を取り止めました。
拭いたトイレットペーパーに血がつくようになったので痔だと思っていました。
しかし、仕事先の便の見えるトイレで良くみたところ、便に絡みつくように血がついているのを、見つけてしまいました。
怖くなって病院で、始めて大腸カメラで検査したところ、たくさんのポリープが発見され、ひとつだけ赤黒く出血したポリープがありました。
病理検査したところそのポリープは悪性のものでした。
その時、放っておいたらと思うと、病院へ行って良かったと思っています。
和式トイレはある種、衛生的
よく、洋式トイレの床に、ペーパーが長めに切った状態で落ちていることがありますよね。
みんな、そうしているのか私は知りませんが、便座に直接、、お尻を乗せるのが嫌で、便座の上にトイレットペーパーを敷く人が少なからずいます。
除菌ペーパーを持って歩く人もいらっしゃいますし、場所によってはトイレに備え付けてあるところもあります。
なんだか、めんどくさいですね。
そんな潔癖症のあなたでも、他人の肌の付いた部分に自分の肌をつけなくてもいいのは、和式トイレということになります。
和式トイレはお釣りが来ない
水の多く溜まるようなタイプの洋式トイレで大きいほうをすると、十中八九お釣りがきます。
落ちたものが大きいほど、ちゃぷんと肛門の高さまで、水が返ってきます。
自分の肛門に溜まっていた水がついた時、
「この水には、どんな菌がいるんだろう?」
肛門に水がついてしまうわけですから怖くなります。
考えすぎでしょうか。
そんな心配がないのが和式トイレです。
和式トイレにも水が少し溜まっていますが、用をたす時に便が垂直に落下しないので、お釣りがきません。
衛生的です。
洋式トイレは、他の利用者が間違って便をつけてしまったりすると、もう座ることは出来ません。
しかし、和式トイレなら、便器が汚れていても用をたすことができます。
最悪、汚れるのは靴の裏側だけです。
こんなところも、和式トイレのメリッです。
和式のスタイルは便が出しやすい
もしかしたら、あなたは、洋式トイレのように座るほうが、和式トイレのようにしゃがんでするよるも、便が出やすい(しやすい)と思っているのならそれは逆です。
和式スタイルのほうが、便が出やすいのです。
ドイツの研究者ジュリア・エンダース
イスラエル人の医師、ドキ・シキロアの調査では、
便を出し切るまでの時間は
和式トイレが、50秒
洋式トイレが、130秒(残便あり)
という結果になりました。
私も前から思っていましたが、和式トイレのほうが、しゃがんだ形で、すでに前かがみになっているので、息む(気張る)力が少なくて便が出ます。
洋式トイレは状態が起きているので、踏ん張りが効かないので、和式寄り強く息んで(気張って)しまうのだそうです。
これが原因で、洋式トイレのほうが便所での脳卒中のリスクが高いのだそうです。
洋式トイレでも、便が出にくい時、ぐっと前かがみになると上手く便が出ます。
つまり、和式トイレは快便になりやすいということです。
洋式トイレに和式のように座れるか?
和式スタイルに慣れてしまった、または和式スタイルで、用をたしたい人は、洋式トイレに靴を脱いで、和式みたいに乗ってする人もいます。それは私です。
しかし、これは便座を壊してしま可能性もありますので、やらない方がいいでしょう。
洋式トイレに置く足置き台で楽に排便する
和式スタイルでの排便の利点を考えて作られた用品もあります。
洋式トイレの足元に置いて、それに乗ることで、前かがみになって用をたすことの出来る台です。
詳しくはこちらの記事で
トイレの踏み台『トイレステップ』を使ってみた感想
トイレというものがいつ頃発明されたか分かりませんが、
原始人は洋式トイレのように座って排便はしていなかったでしょう。
平らな地面でやっていたか、川でやっていたか、溝を掘ってやっていたくらいでしょう。
限りなく和式トイレのスタイルは自然の排便スタイルに近いのです。
不衛生な和式トイレの使い方
和式トイレでは、便器の後ろ側の床が一段低く、段差がつけてある作りになっているものがあります。
男性用の小便器を兼ねるタイプの和式トイレです。
外国から来て、長年、日本で活動している女性のタレントさんは、
その段差になった和式トイレに、普通に使うのと違って、反対向きになって、洋式トイレのように、お尻をつけて座り用をたすとバラエティー番組で、そうおっしゃっていました。
日本人には、想像つかない発想ですね。
でも、これは衛生的には問題がありそうです。(笑)
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和式トイレでオシュレットしたい時の裏技
和式トイレの唯一の欠点は、オシュレット(シャワートイレ)が、使えないということです。
それを補うことができるアイテムがいくつかあります。
それは、
携帯型シャワートイレ
です。
電池を入れるタイプから、ペットボトルに付けるタイプまであります。
例えば、100均「キャンドゥ」で売っている。
ペットボトルにつけるこれ!
これで、和式トイレに死角なし!
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