納豆にネギを入れると健康効果抜群!卵はお好みで。

納豆ご飯

ネギを刻んで入れた納豆を食べ慣れてしまうと、ネギの入っていない納豆が、何か物足りなくてしょうがないのです。

ネギの辛味の成分がそう感じさせるのでしょうか?

そして、この納豆とネギの組み合わせは、ただ「美味しい」というだけではない、スペシャルに健康を増進させるペアなのであります。

そこに卵を入れるなら、「無敵」という言葉まで飛び出すでしょう。

納豆とネギの血液サラサラ効果で健康増進

納豆とネギには共に血液をサラサラにする効果があります。

  • ネギには『アリシン』
  • 納豆には『ナットウキナーゼ』

ネギのアリシンの健康効果

ネギのアリシンは、玉ねぎを切ると涙が出てくる、あの成分のことです。

アリシンの効能

  • 抗菌作用
  • 疲労回復
  • 抗酸化作用(老化予防)

納豆のナットウキナーゼ

納豆にもネギに負けず、血液サラサラ成分が含まれています。

その名も、『ナットウキナーゼ』。こちらは血栓を溶かす物質です。

そして骨にも良い『ビタミンK』

ビタミンKは、血を凝固させて出血を止めるのにひと役かっています。

溶かしたり固めたりどちらにも有効とは恐れ入りました。

そして比較的リーズナブル

私の体の何パーセントかは、納豆で出来ている。

…かもしれません。

納豆には感謝の気持ちしかありません。

納豆に入れるネギの切り方はどうすればいい?

ネギは、細かく刻んだほうがアリシンが出やすくなります。

まな板で細かく刻んで納豆に入れるといいでしょう。

まな板を使わず長ネギを刻む方法

私は、めんどくさがりなので、まな板を使わずにネギを刻みます。

やり方は

  1. ネギに縦に十文字に切り込みを入れる。(4㎝くらい)
  2. 空中で、器に向かって、やや角度をつけて、スパスパとネギを切っていく。

これで、まな板いらずに薬味の刻みネギを切り出せます。

めんどくさがりの一人暮らし向けですが。

ネギを入れない納豆なんて「クリープを入れないコーヒー」みたいなもの

ネギがない時、試しにワサビを入れてみたけれど、ん〜 何かが違います。

昔、コマーシャルで、「クリープを入れないコーヒーなんて」というコマーシャルのキャッチコピーがあったのを覚えていますか?

「違いの分かる男のクリープ」。

コーヒーにはクリープなら、納豆にはネギです。

ネギ刻んでいれるだけで一緒にいるものがぐっと引き立ってきます!︎ 

侮れない奴ですね !

納豆発電は可能か?

パックに入った納豆を冷蔵庫に仕舞い忘れたまま、帰宅した時パックを触ると、軽く熱を帯びているのは何故でしょう。教えてください‼︎

納豆菌が発酵する時に熱を出すのかもしれませんね。

近い将来に納豆発電が出来たらノーベル賞貰えるかもしれませんよ。

誰か研究してください‼︎

関連記事
発毛の方法を研究開発してノーベル賞を取ろう

日本人と発酵食品との強い関わり

納豆パックについているタレ、あれは醤油とは何が違うのですか?あれは醤油じゃないのですか?

調べてみるとたんなる醤油ではありません。いろんな添加物が入っています。私は単なる薄口醤油だと思っていました。

高校時代の友人が言っていましたが、納豆に麺つゆを入れると美味しくなるそうです。

即ち、麺つゆ(蕎麦つゆ)は、納豆のたれに近い成分ですので、納豆のたれの代用になるというワケです。

麺つゆにはダシが入っていますよね。鰹だしは、知っての通り鰹節からとるダシです。

鰹節もカビによる発酵食品です。 麺つゆのベースになる醤油も発酵食品の有名選手ですね。

ということは、

納豆(発酵食品)
+
鰹だし(発酵食品)
+
醤油(発酵食品)

これは、彦摩呂風に言わせれば、

納豆かけごはんは 発酵食品の三重奏や〜

これに同じ発酵食品の「みそ汁」「ぬか漬け」を横に置けば

発酵食品のクインテットじゃ〜

というワケで、日本人は発酵食品に抱かれて生きてきたのですね。

関連記事
蕎麦のつなぎには何を入れる?

外国人の中にも納豆好きはいます。もちろんネギをいれて

外国人の大嫌いな日本の食べ物の安定上位の納豆ですが、実は外国人の中にも納豆が大好きな人はいます。

ドラガン・ストイコビッチさん

Jリーグの名古屋グランパスで選手、監督として活躍された、ドラガン・ストイコビッチさんは、日本食で自分の選手生命が延びたと言っていました。

なかでも納豆は 好物でした。

名古屋グランパスがオーストラリアでキャンプを行った時、納豆がないとスタッフに現地で調達させたという話もあります。

大相撲力士の臥牙丸関

ヨーロッパのジョージア出身の臥牙丸関も納豆が大好物です。

フジテレビのスポーツバラエティ番組の「ジャンク」での、ご自宅への取材では、冷蔵庫の中に納豆が!(ヤラセっぽくもなかったですが…)

そして、実際に食べる様子も。

もちろん刻んだ長ネギのトッピングです。

そして驚いたことに、その上に生卵を割って落として、最終的にご飯の上でかき混ぜて食べていました。美味しそうに。

外国人で、生卵が拒否感なく食べられるなんて珍しいですよね。

納豆を自分で作ってしまう人も

なんと、自分で納豆を作ってしまう人もいます。

海外暮らしの日本人や、これは珍しいですが、日本で納豆に魅せられた外国人が、自国に帰って納豆作りに夢中になるというパターン。

作り方は、意外に簡単。

茹でて柔らかくなった大豆に、既成の納豆を混ぜて、40度位で8時間程度待つだけ。

さあ!納豆好きなら作ってみましょう!

納豆を混ぜて作るのは邪道じゃ!というこだわりのあなたなら、

『納豆菌』で作ってみましょう!

納豆菌で作る納豆は、大豆以外にも別の豆や米などでも作れます。美味しいかどうかはべつとして…。

納豆菌で作るのにも納得出来ないという超自然派のあなたなら、

『稲藁(いなわら)』を使ってみましょう!

稲藁には天然の納豆菌が住んでいます。これぞオーガニック納豆!

納豆作りに使用する稲藁【楽天】

ネギだって自分で栽培できるぞ

imageネギこそは家庭栽培できる最も簡単な野菜ではないでしょうか? 鉢に土を入れて種を撒くだけ。

八百屋で買ってきた長ネギに、根が残っていたなら、根元から3、4センチネギを残して土に植えてみましょう。 数本植えて成長したら、食べるのに必要な分だけカットすれば、長ネギが再生して、また取れる。

<p

ネギは冷蔵庫で保存した方が良い

先日、いつものように2パックの納豆に、長ネギを刻んで入れて、グリグリと練りに練って糸を引かせ、熱々のご飯にのせて口に運びました。

しかし、「んっ?」

なんだか、ビニールのような味がする?!

ネギが不味くなっている???

分かりました。

ネギを、常温で部屋に置いておいたままだったのが原因です。

今回使った長ネギは、先の方を少し前に切って使っていた残りでした。

常温で置きっ放しにしていたら、ネギの中の部分の緑色の部分が成長して、外側の白い部分より伸びていました。

私は、「おお!ネギが増えている!いいじゃないか!」と喜び、今回、その先っぽの緑色と白い周りの部分を一緒に刻んで、納豆に入れたのでした。

それが、原因です。

なにか、養分なしで成長するという無理な行動をしたネギが、不味くなる物質を自ら作り出してしまったのか、ただ腐りかけていたのか。

冷蔵庫に保存しておくと、時間が経ってネギがしなっとしてしまっても、味は落ちません。

やっぱり、ネギは冷蔵庫にいれて、成長しないようにしておいたほうがよいでしょう。

自分で作った納豆に、自分で栽培して採れたネギを刻んで入れる。 それをご飯にのせて頂く幸せは、格別でしょう。

そんな、ゆるやかに流れる時の中で生活できたら最高ですね。

納豆+ネギに卵はゴージャスですが…

まずはじめに別の器で納豆をかき混ぜ、そこにネギ入れ、醤油を入れますね。

かき混ぜる前に醤油を入れてしまうと、納豆の糸の引き具合が悪くなります。

だから、醤油を入れる前に何度もかき混ぜるほうが私はいいと思います。

そして、そこに卵を入れるかですが…。

確かに卵を入れると栄養価も上がり、ゴージャス感がでます。

しかし、納豆の糸引き具合が弱くなり、泡立ち感が増します。

これは、「納豆ご飯感」が下がってしまうのですよ。

なんだか、「卵かけご飯」テイストに味が押されてしまうのです。

頑張れ納豆テイスト!

このネギ入り納豆卵かけご飯を頂くのなら、単純に「卵かけご飯」のほうが美味しいんじゃないか?

そんな気がして…。(22歳の別れふうに)

筋トレしている人なら生卵より半熟がいい

生卵は、加熱した卵より吸収率が悪いという実験結果があります。

臥牙丸関は、ごはんにかけた納豆の上に、生卵をぱかっと割って落として食べていました。

それは、とても美味しそうでしたが、たんぱく質の吸収ということを第一に考えるなら、卵は加熱したほうがいいということになります。

臥牙丸関、残念!

といいたいところですが、ちゃんこで十分すぎるほどタンパク質を摂っているわけですから、べつに美味しければいいんですよね。お相撲さんの場合。

筋トレに励んでいる一般人の場合は、やはり加熱して、摂れるタンパク質は、摂ったほうがいいでしょう。(タンパク質の吸収率は、半熟がいちばん良いそうです。

財布に負担をかけてプロテインを買って飲んでいる人もいるに違いありません。

関連記事
プロテインとゆで卵はどちらが安くタンパク質を取れるか?

生卵を混ぜるとビオチンというビタミンの吸収が妨げられる

  • 生卵の白身には『アビジン』という結合性タンパク質
  • 黄身、そして納豆には多くの『ビオチン』という水溶性ビタミン

が、含まれています。

ここが問題なのですが、生卵をかき混ぜてしまうと白身に含まれるアビジンが、ビオチンの吸収を妨げてしまうのだそうです。

栄養のことまで考えて食事するなら、納豆にかけたり、混ぜたりする生卵は、黄身だけにするのが良さそうです。

そうでなければ、白身に火の通った、半熟卵や温泉卵がよいでしょう。

生卵を納豆に混ぜるのではなく、

温泉卵にして、納豆のかかったご飯に、ほろっとのせるのです。

そして

納豆かけご飯を味わいつつ、温泉卵を箸でくずしながら、たまにご飯と混ぜて食べたり、納豆と混ぜて食べたり、いろんな比率にして味わいを楽しむ。

これが私のオススメの食べ方です。

でも温泉卵作るの面倒ですよね。

暇があったらお試しください。

納豆+ネギ+卵のパスタも格別に美味しい!

納豆+ネギ+卵をかけたご飯の朝食も、日本人にとってはたまらない美味しさなのですが、米を炊いていなかった時の忙しい時に試して頂きたいのが、

納豆+ネギ+卵のパスタです。

納豆+ネギ+卵のパスタのレシピ。貧乏一人暮らし用

固めに茹でたパスタ。

どちらかといえば、細めのパスタがいいと思います。

ちょっとそうめんぽいパスタだと良いです。

それに、納豆+ネギ+卵をよくかき回してかけて、少しあえます。

刻み海苔をかけるともっと美味しくなります。

うどんよりも、パスタのほうが歯応えがあって合うと思います。

一度お試しあれ!

関連記事

竜田揚げは唐揚げとは違い、小麦粉ではなく片栗粉を使います

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする