毎年、出雲駅伝出場チームの中で、異彩を放つ『アイビーリーグ選抜チーム』。
仮に彼らが、優勝争いに加わったらどうなるのでしょうね?
ぜひ、優勝争いに加わって欲しいと思っているのは私だけではないはずです。
出雲駅伝に於けるアイビーリーグ選抜チームのこれまでの歴代順位
- 1998年 15位
- 1998年 15位
- 1999年 17位
- 1900年 14位
- 2001年 12位
- 2002年 19位
- 2003年 20位
- 2004年 16位
- 2005年 14位
- 2006年 13位
- 2007年 12位
- 2008年 17位
- 2009年 13位
- 2010年 15位
- 2011年 8位
- 2012年 8位
- 2013年 14位
- 2014年 (中止)
- 2015年 ? ←追記:9位
- 2016年 ? ←追記:14位
- 2017年 ? ←追記:10位
- 2018年 ? ←追記:11位
- 2019年 ?
毎年、20チーム前後が参加する出雲駅伝。
98年大会から、はるばるアメリカから参加しているアイビーリーグ選抜チームの成績を振り返ってみると、2014年の中止を除く17回出場中、10位以内に入ったのは2011、2012年の両8位の2度のみです。
追記:2017年10位を含めてトップ10は4度になりました。
2018年は惜しくも11位。
アイビーリーグ選抜のモチベーションはいかなるものか?
日本の各チームのモチベーション
出雲駅伝出場の大学チームのモチベーションはというと、出雲駅伝は3大学生駅伝の一発目、テレビ中継もされますし、この後の2大会(全日本大学駅伝、箱根駅伝)の重要性を考えて、メンバーを変えてくるチームもあります。
この大会にしか出場するチャンスのない選手にとってはのモチベーションは相当なものでしょう。
各陸連の選抜チームにしても、単独チームとしての大会出場は叶わなかったものの、選抜チームに選ばれた名誉と、ここはひとつ、自分の名前を売ってやりましょうという気持ちはあると思います。
アイビーリーグ選抜はオールスターチームなのか
アイビーリーグ選抜チームは選ばれた勇者なのかというと、過去の出雲駅伝の成績を振り返るとそうではないのかもしれません。
アメリカの大学スポーツはシーズン制で、シーズンによって複数のスポーツを選択できます。調べてみると、アメリカの大学では、陸上競技は、春シーズンの競技です。
てことは???彼等は心の切り替えが出来ているのでしょうか?と思ったのですが、調べを進めていくと、アメリカの大学では、クロスカントリー競技は秋シーズンの競技なのです。
駅伝には、クロスカントリーフィールドで行われる事もありますから、これは、???もしかして、アイビーリーグ選抜駅伝チームは実はアイビーリーグクロスカントリー選抜チームなのか?という疑問が。
春シーズンはフィールド競技を、秋シーズンはクロスカントリーをしているという陸上競技の猛者はメンバーにいるのでしょうか。そのへんも、テレビ中継実況のアナウンサーや解説者がどこまで情報を下調べしているかチェックです。
そして、アイビーリーグ選抜の皆さんには、こう言って欲しい。「我々は、レース後の浅草観光が目的で来たんじゃない!このレースに勝つためにやって来たんだ!!」と。
アイビーリーグ選抜って、ハーバード大とプリンストン大だけやないかーい!(2015年のお話)
ん?てことは、逆に結束力ある!?
追記
2015年のアイビーリーグ選抜チームのレース結果は
9位でした。
空気が読めるアイビーリーガーってことでしょうか。でも、たまにはトップ争いに加わって欲しい気もします。相撲界や女子プロゴルフのような議論が起きない程度に1度くらい優勝したら、出雲駅伝の世界的知名度も上がるかもしれませんよね。
来年も待ってるぜ!アイビーリーガーよ。次は5位を狙ってみようか!
2016年 追記
2016年のアイビーリーグ選抜は、コロンビア大学、プリンストン大学、ダートマス大学、コーネル大学の選手からの選抜です。
結局14位。
またしても、なんで?アイビーリーグが出てんの?という結果に。
そして、この選手たち、年齢が20代中盤なのだとか。どうやら卒業生らしいのですが…。
個人的には毎年出場して欲しいのです。そしてもっと話題になって欲しいのです!
2017年 追記
10位です。
出場してくれているだけで嬉しいです。という気分に。じれったい。
苫米地英人さんの著書「本番に強い脳と心のつくりかた」によると
アイビーリーグに属するスクールに通っている子供たちは、小さい頃はあまり勉強をせず、スポーツに多くの時間を割きます。そしてある程度の年齢になり、前頭前野にドーパミンを出すトレーニングが積めたら、初めて本気で勉強をはじめるのです。
苫米地英人「本番に強い脳と心のつくりかた」PHP研究所 より引用
これが、アイビーリーグの天才教育なのだそうです。
もうある程度の年齢になったから、本気でスポーツしていないのでしょうか?
出雲駅伝では、彼らは、あまりドーパミンが脳に分泌していないようですぞ!