冬とあまり気温の変わらない初冬の寒さを乗り切ったことで、カメの飼育の初心者としての第一関門を抜けた頃の状況の記事です。
これから子ガメを飼育しようとお考えの方の参考になれば幸いです。
カメさんがのんびり過ごすのを眺めて癒されるはずが
帰宅してカメの飼育ケースに近寄っていくと、カメは私に気づいて水槽(米びつ)の角(私の見える方向)に向かって一心不乱にカメ掻き(かめかき)を始めます。
「待ってたよ〜」と言わんばかりに。
春先、ウチに来た時はずっとヒーターの上に乗ったまま一週間エサも食べずにじーっとしていて、大丈夫かと心配したものですが、バスキングライト(レフライト)を設置した途端、人が変わったように、いや、亀が変わったようにエサを食べ出し、今では、エサをやらないと、私が部屋にいる間は、ほぼエンドレスで私に向かってカメかきをしています。
カメの水槽と私の目の高さが同じ位だからかもしれません。
このエンドレスカメかき、本当に終わりがないようで、見ていると、カメがこのまま疲れ果て生き絶えてしまうのではないかと心配になります。
カメが優雅に動いているというイメージは日本のむかし話などでの思い込みなのだと知らされました。
たしか、20年程前に買ったミドリガメを飼育した時もエサも食べずにエンドレスに脱出を試みて帰宅した時には動かなくなっていたなぁ。(言い訳ですが、当時はインターネットもなく子亀の飼育法などすぐに調べることができませんでした。)
しかし今回はそうじゃないらしい。(ヒーターとバスキングライトのおかげです。)
スクスク育っています。大きくなるのが早すぎるんじゃないかと思うくらい。
たぶん、「待ってたよ〜」ではなく、「食いもんくれ〜」なのでしょう。
亀の知能を考えれば「エサくれ〜」ではなく、私をエサだと思おっているのかもしれません。
もしも、私とウチのカメが同じ水の中に入っていたとしたら奴はどうするつもりなのだろう?
あのカメかきを見ていると、たぶんカメかきしてきて、私の手や足にがぶりと喰らい付いてくるに違いない。
あれだけ私に向かってカメかきしてくるくせに、
カメの浮島に上がって甲羅干ししている時は、私がちょっと動いただけで、水にダイブします。
※おそらく、甲羅干しをしていて、私が動くとカメが水中へダイブするのは、カメ自身がが意識してそうしているのではなく、カメのDNAがそうするようなメカニズムになっているのでしょうね。
※水中にいる時に私に気づくと水槽の角によじ登ってこようとするのは、DNA的な無意識行為ではなく、学習能力(記憶力)があると思わされます。だって、最初からそうじゃなかったわけですから。
エサより、私の手や黄色いエサのフタを食べようとするカメ
私をエサだとおもっているのかどうかは分かりませんが、奴は、カメのエサ、テトラレプトミンを私が与える時、エサよりも、黄色いフタ、そのフタよりも私の指のほうを食べようと必死になります。
テトラレプトミンをカメの顔の前の水面に落としても、それに気づかず黄色いフタと指を喰おうと首を伸ばして口を開けます。
もしかして暗い色が見えていないのかも?なんて思ったりします。
レプトミンの容器を隠し、私が水槽から離れると、「なんだ、エサあるじゃん」てな感じで水に浮かんだレプトミンをむはむはと食べ始めます。
ホント、子亀って活発ですね、のんびり屋さんのカメを眺めながら、心を癒してもらおうと思っていたのですが、結局いろいろ世話を焼いてハラハラしてしまう私です。
この段階で、大きなヘマをしなければ、カメを死なせてしまう事はない状況まで来れたと言っていいでしょう。
カメの飼育初心者として安定期に入ったかなというところです。
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