亀の飼育ケースが大きくなると、亀を別の容器に移してケースを水場へ持って行って汚れた水をザーッと捨てるという行為ができなくなってきます。
そこで目をつけたのがこの「ジェックス株式会社(GEX)のクリーナーポンプ」。
さて、使い心地はどんなものでしょう?
クサガメの水槽の水換え用にジェックス株式会社(GEX)のクリーナーポンプを使用しています。
何と言ってもリーズナブル。
だって手動式ですから。
クサガメの水槽と言っても、水槽擬きの小ぶりな米びつなので、そのまま水場へ運んで行って、ザザーッと水を捨てれば良いだけの事なんですが、まあ、水換え自体も楽しんでこそのカメ飼育。
とかなんとか言って、ただ、熱帯魚店で衝動買いしただけなんです。
この手動式クリーナーポンプ、見ての通り石油ストーブのタンクに灯油を入れる手押しポンプの親戚です。
どちらかをどちらかに代用できそうですこれは。
使い心地はと言いますと、可もなく不可もなくといったところでしょうか。
私流の手動式クリーナーポンプの使い方と注意点
カメ水槽の水替えをする時の順番と注意点をあげてみました。
- ヒーターの電源は抜いてから
- 水槽は、排水位置よりも高い位置に
- 水槽の下に物を置いて、水槽を傾け、水を水槽の角一点に集める。
- 水を抜き終わったらついでに日光浴
- 最後にバケツで水をザザーッと入れて終了
水槽の置き場によって、水替えがしやすいように考えるといいでしょう。
ヒーターの電源は抜いてから
カメ用ヒーターは、電源が入ったまま水から出た状態になると故障します。
私は何度か電源を抜き忘れました。
故障は免れましたが、電源を入れたまま水上にでたヒーターに水をかけると「ジュっ」と音がしました。
ヒーターは、水から出すと、かなり高温になってしまうようです。
忘れずにコンセントから抜いてから水替えしましょう。
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水槽は、排水位置よりも高い位置に
こうする事で排水の時は始めだけポンプを押せば、後は水が勝手に出てくれます。勢いはありませんが。
水槽の下に物を置いて、水槽を傾け、水を水槽の角一点に集める。
水槽が水平のままでは、残念ながら汚れた水が全部吸い込みきれません。
カメの排泄物や餌の食べ残しが残ってしまいますので、水槽を斜めにして水を角の一点に集めるのです。
こうすると、かなりのゴミを吸い取ることが出来ます。
水を抜き終わったらついでに日光浴
うちでは紫外線ライトを使用していないので、水を抜ききった状態で、水槽を日の当たる場所に置きます。
これで紫外線UVBを補ってくれれば良いのですが、必要量のUVBを浴びさせてあげられているかはわかりません。
最後にバケツで水をザザーッと入れて終了
勢いよく水を入れると水が撹拌されて、水槽内の汚れが舞います。
水槽は濯がないと汚れはなくなりませんね。
まあ、そこは許容範囲ってことでOKとします。
この間、カメはずっと水槽の中、パイプを入れると興味をもってパイプに寄ってくるようになりました。
カメの前足などに怪我をさせないように気をつけます。
カメの水槽の水は結構汚れている
私は、水槽の水を汚さないように、水替えをする前に餌を与えているのですが、このあいだ、水替えをしてすぐ、カメが排泄しました。
私はカメの脱糞を初めて見たのですが、結構な噴射力なのですね。
これじゃ水が汚れるわけだ。まるでキン肉マンのおならのような勢いでした。
追記:
この後2年半、このクリーナーポンプを使い続けました。
2年半、この価格で使い続けられたのなら、元が取れたと言ってもいいんじゃないでしょうか。
私は、このクリーナーポンプの後継機として、100均の「手動灯油ポンプ」を使ってみました。
記事はこちら
カメ水槽の水替えに100均の手動灯油ポンプを使ってみた