ここ数年、日本の卓球選手が大活躍しています。
中国選手の牙城を崩そうとしているのが日本の選手たちなのです。
2021年『2020TOKYO五輪』では、
伊藤美誠選手が、
- 女子シングルス 銅メダ
- 混合ダブルス 金メダ
- 女子団体 銀メダル
と、活躍を見せてくれました。
あなたのお子様が、卓球に興味をもっているなら、「もしかしてうちの子もいつか…」なんて、頭をよぎったりするのかもしれません。
そんな可能性はあり得るのかを考えて見たいと思います。
あなたの娘さんは、石川佳純さん、伊藤美誠さんのようになれるでしょうか?
あなたの子供さんが、卓球選手になりたいと言い出したら。
あなたはサポートしてあげられますか?
あなたが高校、大学時代に卓球選手としてレギュラーで活躍していたなら、もしかしたら自分の子供なら、自分がたどり着けなかった場所まで行けるのではないか、なんて思うかもしれませんよね。
石川佳純さんや伊藤美誠さんのようになってくれたら最高ですよね。
はたして、あなたのお子さんはなれそうですか?
世界を舞台に活躍しているスポーツ選手のほとんどは両親のサポートなしでは考えられません。
卓球の世界でもご両親が卓球選手で自分お子供を指導している場合が多く見受けられます。(石川佳純選手のご家庭もご両親が卓球選手、お家が卓球場だそうです)
世界を目標にするなら、始めるのは小学校低学年でも早いとは言えないかもしれません。
卓球選手の年収はどれぐらい?
卓球のトップ選手の収入はどれほどのものなのでしょう?
日本の企業に所属する卓球選手の場合、その収入の内訳は「会社の給料+大会賞金+スポンサー料」で総年棒は500万円~1000万円くらいだそうです。
スポニチ annex
やっぱり有望なプロ選手ともなると相当の額をもらっているようです。
しかし、これが標準的な卓球選手の年収ならプロスポーツ選手としては、ちょっと少ない気もします。
石川佳純ちゃんは、もっともっと高いでしょう。
ご両親ウハウハってな事にはならないでしょう、たぶん。
ヨーロッパの選手は日本円にすると1億を超える選手もいるようですが。
本気であなたがお子様をサポートするとしてジュニアのレッスンってどの程度のお金がかかるのでしょう?
都内の場合
A卓球場月謝制15,000円B卓球場月に4回で10,000円や週3回コース16,200円C卓球場月16回20,600円D卓球場選手コース(月・火・木・金・土) 15,400円E卓球場週1コース 19,980円(計10回)週2コース 37,800円(計20回)週3コース 53,460円(計30回)週4コース 66,960円(計40回)
といったところです。
バレーやピアノを習わせるのと変わらないでしょうか?
テニスやゴルフをさせるのと比べたら安いんじゃないですか?
卓球は早めに見極めがつく?
卓球の場合、例えば、両親が必死に子供にサポートしても中学ぐらいで地区予選も突破できなければ、「後は、楽しく続けなさい。」「学業も頑張りなさい。」という自然な流れになるでしょう。
卓球に限らず、幼い子供の頃から競技を始め、天才と呼ばれテレビにも紹介され、将来を嘱望されながら、「そういえば、最近聞かないけど、あの天才少年って今どこでどうしてんの?」なんて話はけっこうあります。(ゴルフ界ではよくある話です)
ひとつ言えることは、卓球はとても奥の深かく、知的レベルの高いスポーツです。
テレビの解説ではなかなか未経験者には伝えにくい技術がプレイのひとつひとつに詰まっています。
卓球に魅入られた人たちは、有名になるとか金銭的に豊かになるとかの目標は横に置いてしまうようですね。
幼くして卓球を始めさせるなら、ペンホルダーではなくシェークになる法則
最近では、福原愛さんにように、物心ついた時から卓球をさせる親も増えています。
世界のトップレベルまで行こうとするなら、そうしたほうが有利だからです。
幼くして卓球を始めると必然的に、「シェークハンド」のラケットを握らせるしかなくなります。
4、5才の手(指)でルールに則ったサイズのペンホルダーのラケットをグリップするには、無理があるからです。
最近の卓球選手にシェークが多く、ペンホルダー選手がいないのも、そんな一因があります。
ペンホルダーって魅力的なラケットなんですけどね。
元ペンホルダー選手として悔しい限りです。
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